TradingViewの有料プランと無料プランの違いは何?料金や特徴を知りたい。
今回は「TradingView(トレーディングビュー)」についてまとめました。
TradingViewは高機能チャートを提供しているプラットフォームです。
無料で利用できるので、使用している人も多いのではないでしょうか。
しかしトレーディングビューの無料プランは機能の制限も多く、使い勝手が悪くてストレスに感じることもありませんか?そんな方には有料プランの検討もおすすめです。
今回の記事では、次の4つについて書いています。
- 無料プランと有料プランの違い
- 有料プランでどのような機能が使えるようになるのか
- 3つの有料プランの料金の比較
- どのような人にどのプランがおすすめか
TradingViewの有料プランを考えている人は参考にしてみてくださいね。
それでは詳しく見ていきましょう。
TradingView(トレーディングビュー)とは?
「Trading View(トレーディングビュー)」は、チャートを提供するプラットフォームです。FX、株式、仮想通貨など、さまざまな市場の分析が可能です。
日本語にも対応しており、世界中で5000万人のトレーダー・投資家に愛用されています。
豊富な描写ツールとインジケーターや、高いカスタマイズ性のあるチャートや機能を提供しているのが特徴です。
TradingView(トレーディングビュー)の有料プランはいくら?
TradingViewには、「無料プラン」と「有料プラン」が用意されています。
無料でも利用できますが、使える機能が限られています。
有料プランは「Essential」「Plus」「Premium」の3種類があり、それぞれ料金や機能が違います。
プラン名 | 月次契約 | 年間契約 |
---|---|---|
Essential | $14.95 / 月 | $12.95 / 月 ($155.40 / 年) |
Plus | $29.95 / 月 | $24.95 / 月 ($299.40 / 年) |
Premium | $59.95 / 月 | $49.95 / 月 ($599.40 / 年) |
現在(2023.10.07)の円相場で換算すると、大体次のような価格です。
プラン名 | 月次契約 | 年間契約 |
---|---|---|
Essential | 約2230円 / 月 | 約1932円 / 月 (約23189円 / 年) |
Plus | 約4469円 / 月 | 約3723円 / 月 (約44677円 / 年) |
Premium | 約8946円 / 月 | 約7453円 / 月 (約89445円 / 年) |
年間契約をすると年間最大16%割引で利用が可能です。
1ヶ月の月次契約でも年次契約でも30日間の無料期間があるので、じっくりと試してみて検討するのがおすすめです。
次の項目では、有料プランでどんなことができるのか見ていくよ
TradingView(トレーディングビュー)の有料プランのメリット
有料プランを使うと、TradingViewの機能を生かせる6つのメリットがあります。
1.最大25個のインジケーターを表示
プラン | チャート毎のインジケーター表示可能数 |
---|---|
無料プラン(Basic) | 2 |
Essential | 5 |
Plus | 10 |
Premium | 25 |
インジケーターは市場のテクニカル分析をするのに不可欠なツールです。そのためインジゲーターを多用する人は、有料プランの方がおすすめです。
また、複数のインジケーターをまとめた、インジケーターテンプレートも3つの有料プランだと無制限に利用できます。無料プランだと1つのみです。
2.1画面に最大8個のチャートを表示
プラン | 1画面に表示できるチャート数 |
---|---|
無料プラン(Basic) | 1 |
Essential | 2 |
Plus | 4 |
Premium | 8 |
有料プランだと、1つの画面を分割して複数のチャートを表示できます。
株式のとなりにFXのチャートを表示したり、複数の企業銘柄のチャートを同時に見たりすることが可能です。
FXの場合はマルチタイムフレーム分析も簡単にできます。
3.最大400個のアラート
プラン | アラート |
---|---|
無料プラン(Basic) | 5 |
Essential | 20 |
Plus | 100 |
Premium | 400 |
アラート設定も無料プランと有料プランでは大きく差があります。
日中相場をずっと見続けることは難しいこともあります。その場合、チャンスを逃さないようアラート設定をしている人も多いのではないでしょうか。
TradingViewでは、「価格」でのアラートはもちろん「テクニカル」でも細かく設定をすることが可能です。
4.日中足でのバーのリプレイが可能
プラン | 日中足でのバーのリプレイ |
---|---|
無料プラン(Basic) | × |
Essential | 〇 |
Plus | 〇 |
Premium | 4倍以上のデータ |
トレーディングビューには、過去の値動きを再現できる「バーのリプレイ機能」があります。
特にチャートの値動きを読むのが苦手な人は、この機能で繰り返しチャート形成を確認することでトレーニングを行うことが可能です。
バーのリプレイは無料プランでは日足・週足・月足でしか使えません。
EssentialとPlusではデフォルトの時間足であれば、すべての時間足で利用できます。Premiumでは秒足でのリプレイが可能です。
バーのリプレイ機能があるツールはめずらしいから活用してみてね
5.優先的な顧客サポート
プラン | 顧客サポート |
---|---|
無料プラン(Basic) | サポートなし |
Essential | 通常 |
Plus | 優先 |
Premium | 最優先 |
無料プランでは顧客サポートを受けることができません。
有料プランがアップグレードするごとにサポートの優先順位が上がります。
機能の使い方やトラブルなどスムーズな対応をしてもらいたい場合は有料プランを利用しましょう。
6.広告なし
無料プランでは左下側に広告が表示されます。
左下には期間やスクリーナーなどの項目があり、選択するときに広告がかぶってイライラする人も多いのではないでしょうか。
有料の3つのプランにすると、広告は非表示になり集中して投資判断を行えます。
TradingView(トレーディングビュー)の有料プランのデメリット
メリットを見たところでデメリットの方も見ていきましょう。
1.月額料金がかかる
トレーディングビューは無料のプランもありますが、使い勝手があまりよくありません。
分析を行うなら有料プランが必須ですが、月額$12.95~かかってしまいます。
円安の影響もあり、価格が上がっていることも気になるポイントです。
有料プランでしっかり分析をして、そのぶん利益を出すという使い方がおすすめです。
2.使わない機能が多くなる可能性
トレーディングビューの有料プランにはたくさんの機能があります。
そのため自分に合っていないプランを選んだ場合、機能をうまく生かすことができず、使わない項目が多くなる可能性があります。
その場合プランをダウングレードしたり、無料プランに変えたり、プランを再度検討することをおすすめします。
トレーディングビューの有料プランはどれがおすすめ?
ここまで有料プランの料金やプランの特徴を見てきましたが、どのプランがいいのか迷う人もいますよね。
TradingViewの無料プランを使用していて、物足りなくなってきたと感じる人はまずは「Essentialプラン」から試してみるのがおすすめです。
デイトレードなど日中のテクニカル分析を重要視する人は「Plusプラン」、さらに上級者の方は「Premiumプラン」がおすすめです。
お試し期間中にプランを切り替えることも可能なので、自分がよく使う機能や重要視する機能などでプランを選んでみましょう。
TradingView(トレーディングビュー)のよくある質問
最後にトレーディングビューのよくある質問についてまとめました。
有料プランの解約方法は?
ウェブ版の場合、「プロフィール設定 → アカウントとお支払い → 自動更新をキャンセル」の手順で行えます。
アプリの場合は対応するストアでキャンセルの設定を行います。
支払方法は何がある?
クレジットカード・PayPal・Apple Payでの支払いが可能です。
年次契約の場合は暗号資産での支払いもできます。
いつでも自動更新をキャンセルできる?
自動更新のキャンセルはいつでも可能です。
支払済みのプランは期限まで利用できますが、お試し期間の場合は、キャンセルした段階で機能が使えなくなるので注意しましょう。
まとめ:トレーディングビューの無料と有料の違いを比較!
今回はTradingViewについてまとめました。
チャート分析にトレーディングビューを使っている人も多いと思いますが、有料プランに切り替えることによって、表示や分析がストレスフリーで行えるようになります。
月額料金はかかりますが、投資チャンスを逃したり、使いにくいツールを使い続けるより、高機能ツールを使ってしっかりと利益を出す方がモチベーションアップにもつながるでしょう。
無料のお試し期間も存在するので積極的に検討してみてください。
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