NTTの株主優待や配当金を徹底解説。NTTの買い時はいつ?【25分割】

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NTTが株式分割って聞いたけど、配当金や株主優待はどんな感じ?買い時はいつ?

25分割の株式分割で話題の「NTT(日本電信電話)」についてまとめました。

25分割になったことによって、単元(100株)での購入価格が2万円以下となり、幅広い投資家にとって投資しやすい銘柄になりました。

投資を考えている人の中でも、配当金や25分割になることで株主優待はどうなるのか疑問に思う人も多いのではないでしょうか。

今回はそんな疑問にお答えします。それでは早速本題にまいりましょう。

NTT(日本電信電話)が株式分割

NTTのHPより

NTTが株式の25分割を発表し、2023年7月1日付で株式25分割されました。

株価は現在「1株・170.5円」で単元(100株)で購入しても170,500円と2万円以下で購入することができるようになりました。

NTTはこれまでも何度か株式分割をしています。

  • 1995年11月:1株につき1.02株の割合で分割
  • 2009年1月:1株につき100株の割合で分割
  • 2015年7月:1株につき2株の割合で分割
  • 2020年1月:1株につき2株の割合で分割

しかし、NTTほどの大企業が25分割という大型分割をした例はなく、東証が推奨する投資単価である5万円以上50万円未満という水準より低い投資単価に設定したことは異例で話題となっています。

ゆるふわ
ゆるふわ

幅広い世代の投資家に投資してもらいたいと25分割にしたようだよ。2万円以下だと若い世代にも買いやすいよね。

NTT(日本電信電話)の株価の推移は?

NTT(日本電信電話)の株価の推移

5年間のNTT(日本電信電話)の株価のチャートです。上下を繰り返しながらも右肩上がりで推移しています。

NTT(日本電信電話)の自社株買い

NTT 株主還元(配当・自己株式取得)より

NTTは継続的に自社株買いをおこなっています。

2022年度は、総額5,103億円の自社株買いを行い、2023年3月までの自己株式取得の総額は約5.3兆円、これまでに取得した株式の総数は、発行済株式の約48%に達しています。

ゆるふわ
ゆるふわ

積極的に株主に還元しようとしてくれているのがわかるね

NTT(日本電信電話)の株主優待や配当は?

NTT(日本電信電話)の配当推移

25分割前の配当額ため、25分割後は1株当たりの配当額も25分の1の金額になります。上の図は分割前の配当額となります。

2003年から13期連続の増配を行い、2003年と比較して、10倍の配当となっています。

継続的な増配の実施を基本的な考え方としているため、株主還元も積極的に行っています。

NTTの株主優待

株主優待、は100株以上の保有、かつ一定の保有期間で「dポイント」を進呈しています。

保有年数進呈dポイント
2年以上3年未満1,500ポイント
5年以上6年未満3,000ポイント

株主優待は25分割後も条件は変わっていません。

注意したいのはdポイントは毎年もらえるわけではありません。2年以上3年未満で1500ポイント、5年以上6年未満で3000ポイントがもらえます。そのため、同一の株主でもらえる最大のポイント数は4500ポイントです。

NTT(日本電信電話)の買い時は?

NTT(日本電信電話)の買い時は?

NTTは日本の大手通信会社であり、長い歴史があり安定した企業です。

株価を見ても長期で見れば株価も右肩上がりで、いつ買っても比較的安心して保有できる銘柄です。

あえて買い時をあげるなら、ひとつの指標として配当利回りで買い時を決めるのもよいでしょう。

1株の株価配当利回り
170.5円(2023.7.1の株価)2.94%
166円3%
151円3.3%
143円3.5%
年間配当金額:5円での計算

この数年のNTTの配当利回りの推移は2%~3%代で推移しています。自分が納得できる利回りで購入を検討しましょう。

NTTは13期連続での増配もしています。今後配当が増える可能性があることも加味しつつ購入時期を検討するのがおすすめです。

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まとめ:NTT(日本電信電話)が株式分割

NTT(日本電信電話)が株式分割

今回はNTTの株式分割についてまとめました。25分割されたことによって、投資をはじめたばかりの初心者やこれからはじめようかなという人にも買いやすい金額になっています。

NTTは配当や自社株買いなど株主還元に積極的な企業です。投資先のひとつとして検討してみるのもおすすめです。

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