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【資産運用】単元未満株のメリット・デメリット。少額投資で株式投資に挑戦しよう。

投資・マネー

株式投資をはじめてみたいんだけど、単元未満株ってどう?初心者にもできる?

単元未満株は、通常の単元で買う株式投資より少額から投資をはじめることができます。

「株式投資をはじめたばかりで、大きい金額は不安」という方や、「投資にまわせるお金がそんなにない」という方に単元未満株はおすすめです。

今回は「単元未満株ってそもそも何?」というところから、単元未満株の<メリット><デメリット>についてまとめてみました。

よければ参考にしてみてくださいね。

単元未満株とは?

単元未満株とは?

まず、株式を購入するとき、好きな株数で取引することが実はできません。

「3株ほしいから3株注文!」とか、「50株売却!」とかいった株数では一般的には取引できません。

株式の売買には売買単位があり、売買単位のことを「1単元」といいます。

この売買単位=1単元ごとに、株式の売買は行われます。

では、1単元って具体的に何株のことでしょう?

2018年10月1日、国内株式の売買単位・1単元を100株(一部例外除く)として統一しました。

そのため、一般的に株式は1単元の整数倍で取引が行われます。

1単元の整数倍というのは、200株や300株ということです。1.5倍の150株などでは一般的に取引がされません。

しかし1単元に満たない数、つまり100株未満で売買できるようにしているのが単元未満株」です。

先ほどの例に挙げた、3株でも50株でも取引ができるようにされているのが単元未満株です。

単元未満株のメリット

単元未満株のメリット

「単元未満株」が何かわかったところで、単元未満株のメリットを見ていきましょう。

  • 投資資金が少額からで大丈夫。
  • 配当を受けることができる。
  • 分散投資が可能。

ひとつずつ見ていきましょう。

投資資金が少額からで大丈夫

株式の購入では通常は100株単位での購入のため、株価が数百円の株であっても最低投資金額として数万円が必要になってしまいます。

配当が高くて人気の商船三井の株価は現在、1株・3,165円(2023年1月7日現在)です。

これを通常の100株買うと3,165円×100株=316,500円必要になります。

1単元買うのに、30万円を超えてしまいます。

1株の値段が千円以下の株式でも、やはり最低数万円は資金が必要です。

単元未満株では1株から買えるので、1株500円の株なら500円から、1株2000円なら2000円から買うことができます。

単元 未満 株でも配当を受けることができる

単元未満株でも「配当」を受けることができます。

先ほどの商船三井の株も、100株未満の保有でも1株あたり400円(2023年1月現在)の配当を受け取ることができます。

【関連記事】少額の投資でも配当をもらうと結構嬉しい。

【資産運用】少額投資でも株式投資をすることは可能。単元未満株で配当をもらった話。

ちなみに「株主優待」は受けられないことが多いです。詳しくは次のデメリットで述べます。

分散投資が可能

少しずつ買いつけることで分散投資にもなるということです。

100万円分の株式を複数銘柄買うことは難しいですが、この銘柄を10株、こちらの銘柄を10株と分散して保有することができます。

また、資金に無理なく少しずつ定期的に買いつけることもできるので、その場合ドルコスト平均法にもなります。

単元未満株のデメリット

単元未満株のデメリット

単元未満株にはやはりデメリットもあります。

  • 株主優待を受けられないことが多い。
  • 議決権の行使が認められない。
  • 指値注文ができない。
  • 売買時にかかる手数料が割高の傾向がある。

こちらもひとつずつ見ていきましょう。

単元 未満 株では株主優待を受けられないことが多い

配当は受けられますが株主優待を受けられないことが多いです。

大体の場合、優待を受けるためにの最低取得株数や保有年数が決まっています。これに満たない場合、株主優待を受けられません。

しかし、最近では株主優待を廃止、もしくは行っていない企業も多いため、投資先の情報をチェックしてみましょう。

単元 未満 株では議決権の行使が認められない

「議決権」とは、株主総会の決議に参加して票を入れることができる権利です。

議決権は1単元につき1議決権が基本ですので、単元未満株では株主総会での運営に関する議決などは行えません。

単元 未満 株では指値注文ができない

「指値注文」はこの金額になったら買うという注文方式です。指定して買うので指値ですね。

指値注文の逆は「成行注文」といいます。値段を指定しない注文方法です。

単元未満株では基本的に「成行注文」になります。

売買時にかかる手数料が割高の傾向がある

通常の注文でも、証券会社によって売買手数料がかかりますが、単元未満株での取引きのほうが割高になる傾向があります。

単元未満株を取り扱っている証券会社

単元未満株を取り扱っている証券会社

単元未満株を扱っている証券会社はいくつかあります。一例をあげます。

  • SBI証券
  • マネックス証券
  • auカブコム
  • LINE証券 など

それぞれに手数料や使えるポイントなども違っています。

まとめ:単元未満株のメリット・デメリット

単元未満株のメリット・デメリット

今回は「単元未満株」のメリット・デメリットについてまとめました。

いろいろなデメリットもありますが、まとまった資金があまりなくとも株式投資できるのでおすすめです。

もしくは資金があっても、いきなり何万円も投資するのが怖いという方も、練習にとりあえず「単元未満株」で買ってみるという方法もあります。

自分に合った方法で株式投資にチャレンジしてみてくださいね!

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