バフェットや機関投資家の保有銘柄一覧ってどうやって調べるの？
今回は機関投資家の保有銘柄一覧の調べ方についてまとめました。
機関投資家の動向は市場に大きな影響を与えます。
そのため機関投資家がどの銘柄を買っているのか、逆に売っているのかチェックしている投資家は多いです。
- 大口投資家の動向が知りたい
- 機関投資家がどんな銘柄を保有しているのか知りたい
- 日本株や米国株の機関投資家比率が知りたい
このような方のために、機関投資家がどんな銘柄をどのくらい持っているか確認したり、気になる銘柄から機関投資家の保有比率をチェックをしたりする方法を解説します。
それでは早速本題にまいりましょう。
機関投資家の保有株の調べ方
今回は金融アプリの「moomoo（ムームー）」を使って機関投資家の保有株を調べます。
「moomoo」はNASDAQ上場企業が提供する金融アプリで、世界200ヵ国・1,900万人以上の利用者がいる投資家のためのサービスです。
ダウンロードがまだの人はまずはアプリをダウンロードしましょう。ダウンロードや利用は無料です。
今回は「機関投資家が持っている銘柄を調べる方法」と「銘柄から機関投資家を調べる方法」の2パターンの調べ方をご紹介します。
機関投資家から調べる方法
まずは、moomooを起動して認証を済ませましょう。
下のメニューバーから「マーケット」をタップして、次に上のタブから「探す」を選択します。
決算カレンダーや各種ランキングの項目の下に「機関投資家の動向」の項目があるので「詳細」をタップして移動します。
このページで機関投資家の動向を見ることができます。
- 人気資産運用会社
- 人気業種
- 人気銘柄
などの項目を確認できます。
人気資産運用会社の「Buffet – Berkshire Hatheway」を選択するとバフェットの保有銘柄を一覧で見ることができます。
「業種分布」や、「保有株の増減」もチェックすることができるよ
「人気資産運用会社」の「すべて」をタップすると機関投資家の「建玉評価額の推移」や「それぞれの資産運用会社の建玉の動向」についても見ることができます。
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個別株から調べる方法
次に個別の株からどの機関投資家が投資しているのか調べてみましょう。
1.米国株
まずは米国株から見ていきます。
個別の株のページの上部メニューの「分析」から、「ファンダメンタル」で「機関投資家の持株比率」を確認することができます。
右横の詳細をタップすると、それぞれの「株主名」「保有株数」「持株比率」や「変動率」などを見ることができます。
バフェットは5.82％の持ち株比率があるのがわかるね
次に日本株の見方も見ていきましょう。
2.日本株
日本株の場合は、同じく個別の株のページの上部メニューの「分析」から、「株主」を選択すると確認することができます。
同じく右横の詳細をタップすると詳しい内容を見ることができます。
「全株主」を表示するとこんな感じ。バフェットが8.56％持っていることがわかります。
「機関投資家」の詳細をタップするとこのような詳細が出ます。
バフェットの保有が増えて、機関投資家の保有比率が高まっているのがわかるね。逆に野村アセットマネジメントは減っているね。
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有名な機関投資家
世界的に有名な機関投資家には次のようなものがあります。市場に影響を与える可能性もあるので、動向をチェックしておきましょう。
- バンガード・グループ（The Vanguard Group,Inc）
- ブラックロック（Black Rock,Inc）
- ステート・ストリート・グローバル（State Street Global Advisors,Inc）
- キャピタル・リサーチ・マネジメント（Capital Research and Management Company）
- フィデリティ・インベストメンツ（FMR LLC）
＜バンガード＞＜ブラックロック＞＜ステートストリートグローバル＞は世界三大運用会社ともいわれています。
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機関投資家が購入すると株価はどうなるのか？
「機関投資家が購入した株は上がる可能性が高い」と言われています。
そもそも、機関投資家は大量の資金で購入を行うため、株価は上昇します。
そして機関投資家が購入するということは、その企業に対して今後利益が増えると考えているからです。
そのため、個人投資家が機関投資家のマネをすることで、利益を出せる可能性があります。
バフェットが日本の5大商社の投資について発表すると大きく価格が上がりました。現在でも5大商社は右肩上がりの上昇を見せています。
機関投資家の動向をチェックするのも投資判断のひとつだね
自分でも企業分析をしよう
機関投資家が購入すると株価は上がりやすいですが、必ず上がるわけでもありません。自分でも企業分析を行いましょう。
「moomoo」では機関投資家の動向などから気になる銘柄を見つけたら、そのまま個別の株のページで＜チャート＞はもちろん＜分析＞と＜財務＞のページで企業分析を行うことができます。
企業情報をチェックしつつ、「なぜ機関投資家が投資したのか」「機関投資家がどこに注目しているのか」ということを考えると今後の投資の勉強にもなります。
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まとめ：機関投資家の保有銘柄の調べ方
今回は機関投資家の保有銘柄の調べ方をまとめました。
バフェットが日本の商社に与えた影響もそうですが、機関投資家の動向は市場に大きな影響を与えるときがあります。
どの銘柄の比率を上げているのか、逆に下げているのかということをチェックしておくとうまく流れに乗ることができるかもしれませんね。
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