株式投資の情報収集ってどこでしたらいい?
今回は株式投資の情報収集に役立つサイト&アプリを13個ご紹介します。
株式投資において情報収集は、市場予想を行ったり、新しい投資先を検討するのに重要なことです。
しかし株式情報サイトやアプリはたくさん提供されていて、どれを選んだらいいかわからない人も多いと思います。
- 自分の目的に合った株式情報サイトを知りたい
- どんなサイトを見たらいいかわからない
- それぞれの情報サイトの特徴を知りたい
- 情報サイトの選び方を知りたい
今回はこのような悩みを抱えている人に、13個それぞれの簡単な特徴などをまとめています。
はじめは情報収集も難しく感じるかもしれませんが、慣れると株価の予想ができるようになって楽しくなっていきます。
そのためには、自分の投資スタイルや使いやすいサイト・アプリを見つけることが大切です。
それでは詳しく見ていきましょう。
株式投資の情報収集が大切な2つの理由
株式投資の情報収集を行う目的として、次の2点の理由があります。
1.将来の市場や銘柄の予想のため
決算の情報や財務状況など、企業がうまくいっているのか、いっていないのか測る指標となります。
うまくいっていないとこれから株価が下がる可能性がありますし、逆なら上がる可能性がが高くなります。
企業の情報以外にも、戦争や円安・円高、規制緩和など大きな社会情勢のニュースで影響を受けたり、特定の分野が注目されることもあります。
情報を幅広く仕入れることで、将来の市場や銘柄の予想が立てやすくなります。
2.新しい銘柄選定のため
約4000の企業が国内では上場していて、すべての企業を網羅するのは難しいです。
しかし、情報収集する中で知らなかった優良企業を見つけ出すことも可能です。
セクターローテーションという言葉もありますが、経済状況や社会情勢によって注目される分野は移り変わっていくことも多いです。
絶えず新しい情報を得ることで、いち早く優れた企業を見つけることができるかもしれません。
それでは早速情報収集に役立つサイト&アプリを見ていくよ!
株式投資の情報収集に役立つサイト・アプリ13選
今回は次の13個のサイト・アプリを紹介します。ひとつずつ見ていきましょう。
- Yahoo!ファイナンス
- moomoo
- 株探(かぶたん)
- 四季報オンライン
- バフェットコード
- IR BANK
- FISCO(フィスコ)
- MINKABU
- 株マップ.com
- トレーダーズウェブ
- 空売りネット
- Bloomberg
- 日本経済新聞
番号を振ってあるけど、おすすめ順というわけではないから気になるサイトからチェックしてみてね
1. Yahoo!ファイナンス
Yahoo!ファイナンスは、LINEヤフーが提供する金融情報サービスです。
株価や為替のリアルタイム推移、個別銘柄のチャート、掲示板、ニュース、アナリストレポートなどの市場情報など、多岐にわたる金融情報を提供しています。
Yahoo!ファイナンスの特徴は、掲示板です。投資をしている人のコメントや意見を読むことができます。
ただし、投資とは関係のない投稿や、真偽不明の情報も書き込まれているので、参考程度に見るのがおすすめです。
Yahoo!ファイナンス
Yahoo Japan Corp.無料posted withアプリーチ
2.moomoo
「moomoo」はナスダック上場のフィンテック企業が提供する投資アプリです。
企業情報やチャート、ニュース、アラート機能、決算情報などをダウンロード無料でチェックできます。(口座から投資を行う場合は別途手数料がかかります)
moomooの特徴としては、米国株・日本株以外にも確認できる市場や金融商品が多い点です。
- 米国株
- 日本株
- 香港株
- シンガポール株
- 中国A株
- 豪州株
- カナダ株
- マレーシア株
- 先物
- 暗号資産
- FX
- 為替
- 債券
国内だけでなく、米国株や他のマーケットに投資している人におすすめです。
チャートや財務分析、売買トレンドや機関投資家の動向などもチェック可能です。
アプリで確認できるので、空いた時間にサッとチェックできます。
moomoo証券 – 日米株取引・投資情報・リアルタイム株価
Moomoo Technologies Inc.無料posted withアプリーチ
3.株探(かぶたん)
「株探」は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドが提供している有望銘柄をスピーディーに発掘できるサイトです。
日本株と米国株に対応しています。
「プロ向け金融端末に匹敵する情報の速報性・質・量の実現」をコンセプトのひとつに掲げているため、決算情報の速報性や企業の業績・財務推移情報など、投資判断のサポートに役立つサイトです。
さらに25期までの長期の企業データが確認できる有料の「株探プレミアム」もあります。じっくり企業分析を行いたい人におすすめです。
4.四季報オンライン
「四季報オンライン」は、1936年から発行されている「会社四季報」のWebサービスです。
85年の歴史で培ってきた「会社四季報」の豊富なデータとコンテンツの力が特徴で、多くの投資家に利用されています。
四季報オンラインは、紙版の会社四季報の発売前に先取りして情報を得ることができます。
ただしすべての情報を見るには有料プランの加入が必要です。
5.バフェットコード
「バフェットコード」は、2018年1月にサービスを開始した日本株・米国株の<財務分析><ファンダメンタル分析>を、効率的に行えるツールです。
登録も不要、無料で使えるので投資初心者にも使いやすいサイトです。
バフェットコードの特徴の一つは、簡単に複数の銘柄を比較することが可能な点です。気になる企業をまとめて比較検討できます。
また、スクリーニング項目も充実しているため、新しい投資先や優良企業を探すのに優れています。
6.IR BANK
「IR BANK」は、ランキングから新しい投資先を探せるツールです。
「増収増益企業」や「自社株買い実施企業」、「最高益企業」などのランキングから銘柄を探せます。
企業の長期データが無料で見られるのも特徴です。
収益、営業利益などの「業績」や、純資産、自己資本比率などの「財務」、配当推移、自社株買いなども無料で確認できます。
ランキングで気になる企業があったら、スムーズに長期データまで確認が可能です。
7.FISCO(フィスコ)
「FISCO(フィスコ)」は株式投資・企業分析・おすすめ銘柄のポータルサイトです。
全上場企業の開示情報やマーケット速報、スクリーニング機能を無料で提供しています。
スクリーニング機能は、フィスコアナリストのおすすめ条件などが紹介されているため、どのような検索条件で銘柄を探したらいいかわからない初心者にも使いやすくなっています。
8.MINKABU
「MINKABU(みんかぶ)」は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドが提供している、株などの金融商品情報サービスです。
MINKABUは資産形成・資産運用に関わる全ユーザー向け情報メディアのため、株式だけではなく「FX」や「仮想通貨」「投信」「先物」「不動産」「保険」など幅広い金融商品について提供されています。
同じ会社が提供している「株探」は株式がメインだよ
個人投資家による今後の株価の予想意見がわかる「みんなの株価予想」という項目が特徴のひとつです。
個人投資家の予想意外にお、AI株価診断による株価診断、証券アナリストの予想も合わせて見られるので、現在の株価が投資水準かどうかを検討できます。
9.株マップ.com
「株マップ.com」は、クォンツ・リサーチ株式会社が提供する、高度な金融工学を用いて投資分析を行い投資家をサポートするサイトです。
「キーワード関連銘柄検索」や「注目ランキング」など、銘柄探しの項目も充実しています。
株マップ.comでは、クォンツスコアという株式診断を見られるのが特徴です。
成長性や割安性、企業規模などを業種平均と比較して、グラフで確認できます。
10.トレーダーズウェブ
「トレーダーズウェブ」は株式投資の情報サイトです。
トレーダーズウェブは、最新ニュースや注目銘柄についても確認できますが、特にIPOのスケジュールや、ランキング、パフォーマンスが確認できるのが特徴です。
IPOへの投資を検討している人におすすめのサイトです。
11.空売りネット
「空売りネット」は、名前の通り空売りに関する幅広い情報が確認できます。
機関投資家の空売り残高、機関投資家が空売りしている銘柄、個別銘柄の空売り状況、空売り増減ランキングなどを確認できます。
空売りされている銘柄は値が大きく動くことも多いため、エントリー前にチェックしてみましょう。
12.Bloomberg
Bloomberg(ブルームバーグ)は、アメリカの大手総合情報サービス会社が運営している、ビジネスと金融に特化した情報サービスです。
マーケット情報、市場の分析や、マーケットデータ、金融情報を提供しています。
アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど世界の金融ニュースを日本語で確認するのにおすすめです。
海外への投資を行っている人はブルームバーグで国内以外のニュースもチェックしておきましょう。
13.日本経済新聞
日本経済新聞は、紙の新聞だけでなく電子版も存在します。
速報性も高く、新聞社として情報の信頼性も高いのが特徴です。
市場や金融情報だけでなく、政治やスポーツ、社会ニュースなども提供しており、投資家だけではなく多くのビジネスマンからも支持されています。
国内ニュースは日本経済新聞のサイトをチェックしていたら問題ないでしょう。
しかし、すべての記事を読むには有料登録が必要です。
株の情報収集のポイント
株の情報収集ができるサイトやアプリはたくさんあります。
どれをチェックすればいいのか悩む場合、次の2点を気をつけてチェックしてみましょう。
1.自分の目的にあったサイトやアプリを選ぶ
たくさんあるサイトやアプリですが、提供している情報には少しずつ差があります。
長期保有が目的なら長期データが見られるサイト、他の投資家が考えていることを知りたいなら掲示板や予想があるサイト、気軽に見たいならアプリ対応しているものなど、自分の投資スタイルや知りたいことが見られるものを選びましょう。
2.信用できる情報提供元を選ぶ
証券会社が提供する情報や、実績のある情報サイト・アプリを参考にしましょう。
最近は、SNSやYouTubeでも気軽に株の情報収集はできます。
気軽に情報収集ができる一方、情報元が信用できるかどうか複数のソースを参照するなど対策することも大切です。
まとめ:株式投資の情報収集に役立つサイト&アプリ
今回は株式投資の情報収集に役立つサイト&アプリを13個ピックアップしました。もちろん今回紹介した以外にもたくさんの株式情報ツールがあります。
複数の情報源を見るのは大変ですが、いくつか試してみて自分の目的に合っていたり、使いやすいツールを何個か見つけて利用してみましょう。
株式投資において情報収集は大切な要素のひとつです。
市場ニュースや決算の速報から、株価の動きが予想できるようになってくるとさらに株式投資が楽しくなりますよ。