「moomoo(ムームー)証券」と「ウィブル(Webull)証券」ってどっちがおすすめ?違いはあるの?
今回は「moomoo証券」と「ウィブル証券」について比較してみました。
「moomoo証券」も「ウィブル証券」も2023年からサービスを開始している新しい証券会社です。
新しい証券会社なので、このような疑問がある人も多いのではないでしょうか。
- 「moomoo証券」や「ウィブル証券」の手数料や取扱銘柄を比較したい
- 「moomoo証券」や「ウィブル証券」って怪しい?
- 主要ネット証券会社と比べて違いがあるの?
今回の記事では、それぞれの証券会社の<基本情報>から気になる<手数料>など7つの項目で比較しています。
他のネット証券会社の例も挙げつつ比較しているので、よければ参考にしてみてくださいね。
それでは詳しく見ていきましょう。
「moomoo証券」と「ウィブル証券」とは?
大手のネット証券以外の選択肢として「moomoo証券」や「ウィブル証券」などの新しい証券会社が誕生しています。
「moomoo証券」は2023年9月19日から株式取引サービスを開始、「ウィブル証券」は2023年4月からサービスを開始しています。
それぞれ大手ネット証券会社に比べ、米国株取引に強く、アプリが見やすいという特徴があります。
次の項目から、詳しい比較を見ていきましょう
「moomoo証券」と「ウィブル証券」を6つの項目で比較
今回は「moomoo証券」と「ウィブル証券」を次の6つの項目で比較していきます。
それではひとつずつ見ていきましょう。
1.基本情報
まずはそれぞれの会社概要から見ていきましょう。
moomoo証券の会社概要です。
社名 | moomoo証券株式会社 Moomoo Securities Japan Co., Ltd. |
設立 | 大正9年4月 |
本店住所 | 東京都渋谷区渋谷1丁目2-5 MFPR渋谷ビル11階 |
資本金 (資本準備金含む) | 56億2千5百万円 (令和4年9月時点) |
代表者 | 代表取締役社長 伊澤 フランシスコ |
金融商品取引業者 | 関東財務局長(金商)第 3335 号 |
momoo証券は日本の証券会社で、米国Nasdaq上場企業のグループ会社です。
moomooは、2018年にアメリカのシリコンバレーで誕生し、全世界で2,100万人以上の投資家が支持しているサービスです。
次にウィブル証券の会社概要。
社名 | ウィブル証券株式会社 Webull Securities (Japan) Co. Ltd. |
設立 | 1948年3月 |
本店住所 | 東京都中央区銀座6-10-1GINZA SIX 9階 |
資本金 | 9億3,848万円 (2023年4月1日現在) |
代表者 | 代表取締役社長 小島 和 |
金融商品取引業者 | 関東財務局長(金商)第48号 |
ウィブル証券は、アメリカのウィブル(Webull)グループの日本法人です。
ウィブル証券は、米国や日本以外にも<香港>や<シンガポール><オーストラリア><イギリス>などにも展開しているこちらもグローバルな証券会社です。
- moomoo証券は米国Nasdaq上場企業のグループ会社
- ウィブル証券はアメリカ発の証券会社
2.取扱銘柄
次に取扱銘柄について見ていきましょう。
取扱銘柄 | moomoo証券 | ウィブル証券 |
---|---|---|
米国株 | 約7000銘柄 | 約7000銘柄 |
日本株 | 〇 (2024年3月18日開始) | 〇 |
単元未満株 (米国株) | × | 〇 |
moomoo証券、ウィブル証券ともに米国株は約7000銘柄の取り扱いがあり、大手ネット証券に比べて銘柄数が多いのが特徴です。
米国株の取り扱いは、SBI証券は約5600銘柄、楽天証券は約5200銘柄の取り扱いです。
moomoo証券はまだ証券サービスが開始したばかりなので、米国株のみの取り扱いです。
moomoo証券でも2024年3月18日から日本株の取り扱いが開始しました。
ウィブル証券では、「日本株」「米国株・単元未満株」の取引が可能で、選択肢が幅広くなっています。
- moomoo証券・ウィブル証券ともに米国株の銘柄数が豊富
- ウィブル証券は日本株・米国の単元未満株の取引が可能
- moomoo証券でも3月18日から日本株の取り扱いが開始
3.取引手数料(米国株)
次に気になる取引手数料について見ていきましょう。まずは米国株の手数料です。
証券会社 | 米国株手数料(税抜) |
---|---|
moomoo証券 | 約定金額の0.12% または 0.0049米ドル/株 |
ウィブル証券 | 約定金額の0.22% |
SBI証券 | 約定代金の0.45% |
楽天証券 | 約定代金の0.45% (※2.22米ドル超~4,444.45米ドル未満) |
moomoo証券は約定金額の0.12%(税抜)を手数料とする「ベーシックコース」と、株数から手数料を計算する「アドバンスコース」が選択できるようになりました。
また、moomoo証券のNISA口座は米国株の手数料0円で取引が可能です。
ウィブル証券は約定金額の0.20%(税抜)で、moomoo証券に比べると高いですが他の証券会社の半分以下の手数料設定です。
- moomoo証券は約定金額の0.12%(税抜)または0.0049米ドル/株(税抜)か選べる
- moomoo証券はNISA口座の場合米国株の手数料は0円
- ウィブル証券は約定金額の0.20%(税抜)
4.取引手数料(日本株)
次に日本株の手数料を見ていきましょう。
証券会社 | 日本株手数料(税込) |
---|---|
moomoo証券 | 無料(0円) |
ウィブル証券 | 55円~1,070円 |
SBI証券 | 無料(0円) |
楽天証券 | 無料(0円) |
moomoo証券は、条件などなしで日本株の取引手数料は0円です。
ウィブル証券は約定代金に応じて手数料がかかります。
SBI証券や楽天証券はわずかな条件はありますが、日本株の手数料は無料で提供しているため、日本株の取引に関してはウィブル証券は割高と言えます。
- moomoo証券は日本株の取引手数料は0円
- ウィブル証券は約定金額に応じた手数料がかかる
5.入出金・その他手数料
取引手数料の次は入出金やその他の手数料を見ていきます。
moomoo証券 | ウィブル証券 | |
---|---|---|
入金手数料 | 即時入金で無料 | 各金融機関による |
出金手数料 | 毎月5回まで無料 | 110円~550円 |
為替取引手数料 | 片道0.25円 | 15銭 |
moomoo証券は、入出金は条件はありますが無料です。
三井住友銀行、paypay銀行、住信SBIネット銀行、セブン銀行、ゆうちょ銀行、楽天銀行のネットバンキング利用で即時入金が可能です。
しかし為替取引手数料は、他のネット証券と同様片道0.25円の手数料がかかります。
一方ウィブル証券は入出金・為替取引手数料ともにかかります。
しかし、為替取引手数料は他のネット証券会社やmoomoo証券より安くなっています。
SBI証券・楽天証券は25銭の為替手数料。
moomoo証券・ウィブル証券ともに外貨での入出金は現在のところできません。
- moomoo証券は入出金は条件付きで無料。為替取引手数料は有料。
- ウィブル証券は、入出金・為替取引手数料ともに有料。
- ウィブル証券の為替取引手数料は他と比べて割安。
6.NISA対応
次にNISA口座への対応を見ていきましょう。
証券会社 | NISA対応 |
---|---|
moomoo証券 | 〇 2023年12月6日開始 |
ウィブル証券 | × |
両方とも現在のところNISA口座には対応していません。
moomoo証券は2023年12月6日から新NISA口座開設の受付を開始します。
ウィブル証券は特定口座・一般口座のみ開設が可能です。
moomoo証券・ウィブル証券ともに現在のところNISA口座の扱いはない。- moomoo証券は2023年12月6日から新NISA口座の開設を受け付け
- ウィブル証券は現在のところNISA口座の扱いはなし
7.アプリ
「moomoo証券」「ウィブル証券」の両方ともアプリがあります。
moomoo証券 – 日米株取引・投資情報・リアルタイム株価
Moomoo Technologies Inc.無料posted withアプリーチ
Webullアプリ(by ウィブル証券) – 米国株投資
Webull Technologies Pte. Ltd.無料posted withアプリーチ
アプリでは企業情報などを提供しています。それぞれのアプリ画面を見ていきましょう。
まずはmoomoo証券のアプリです。
次にこちらがウィブル証券のアプリ画面です。
moomooもウィブルアプリもグラフなどを用い見やすい表示です。
それぞれに提供されている情報にはあまり差がないように感じました。
<株価指数>や<ヒートマップ>、<空売り残高><コミュニティ>なども両方に備わっています。
また、「moomoo証券」も「ウィブル証券」もアプリから口座開設や注文が可能です。
- アプリで見られるデータや機能に差はあまりなく、どちらとも見やすい。
- 両方ともアプリから口座開設・注文が可能。
「moomoo証券」と「ウィブル証券」のキャンペーン
「moomoo証券」と「ウィブル証券」ではそれぞれ口座開設をした方にキャンペーンを行っています。
キャンペーンは予告なく終了する恐れがあるため、必ず公式サイトもあわせて確認してください。
moomoo証券のキャンペーン
moomoo証券では、新規口座開設で「2ヶ月間の手数料無料」と、「最大10万円相当の人気株がもれなく当たる」キャンペーンを行っています。
もれなく当たる米国株・日本株には次のようなものがあります。
- エヌビディア:NVDA
- Apple:APPL
- Google:GOOG
- テスラ:フォード・モーター
- フォード・モーター:F
- ペロトン・インテラクティブ:PTON
- カーニバル・コーポレーション:CCL
- コカ・コーラ:KO
- ゼネラルモーターズ:GM
- 任天堂:7974
- 三菱重工業:7011
- 東京エレクトロン:8035
- ソフトバンクグループ:9984
- 日立製作所:6501
- 本田技研工業:7267
- 東京電力ホールディングス:9501
- ニトリホールディングス:9843
- ディスコ:6146
エヌビディアやテスラなどの人気米国株や、東京エレクトロンなどの日本株が当たるよ!
当たる銘柄は変更になっている場合もあります。くわしくは公式サイトをチェックしてみてください。
ウィブル証券のキャンペーン
ウィブル証券では、2024年12月31日(火)16時59分までの期間限定で、「初回入金キャンペーン」や「米国株取引手数料全額キャッシュバックキャンペーン」などを行っています。
複数のキャンペーンを行っているので公式サイトからチェックしてみてください。
ウィブル証券ではその他、友達紹介キャンペーンなんかも開催されているよ。
「moomoo証券」と「ウィブル証券」を選ぶポイント
ここまで比較してみて、「moomoo証券」と「ウィブル証券」がどんな人にオススメできるか、ポイントを見てみましょう。
moomoo証券がおすすめな人は次のような人です。
- 手数料を抑えたい人
- 新NISA口座を開設したい人
- moomooアプリを使いなれている人
moomoo証券は「ベーシックコース」選択で約定代金の0.132%(税込)の手数料となり最安です。
また、新NISA口座の開設にも対応したので、新NISAで米国株をはじめたい人もmoomoo証券の方がおすすめです。
次にウィブル証券がおすすめなのはこのような人です。
- SBIや楽天証券に比べて安い手数料で米国株を取引きしたい人
- 米国単元未満株に投資したい人
ウィブル証券はmoomoo証券より早くサービスが提供されているため、銘柄の選択肢が多いのがメリットです。
また、米国株はSBI証券や楽天証券に比べ半分以下の手数料で取引が可能です。
米国の単元未満株など、moomooより少額で取引をしたい場合はウィブル証券の方がメリットがあります。
まとめ:「moomoo証券」と「ウィブル証券」を比較!
今回は「moomoo証券」と「ウィブル証券」を比較しました。
2つとも新しい証券サービスですが、米国株の取扱銘柄数や手数料など、他の証券会社よりメリットがあります。
特に米国株については、他のネット証券会社では取り扱っていない銘柄もあるため、投資の幅を広げることが可能です。そのため、サブの口座としての利用もおすすめです。
現在は口座開設者に手数料無料キャンペーンなども行っているため、是非この機会に利用してみましょう!
moomoo証券 – 日米株取引・投資情報・リアルタイム株価
Moomoo Technologies Inc.無料posted withアプリーチ
≫ moomoo証券
Webullアプリ(by ウィブル証券) – 米国株投資
Webull Technologies Pte. Ltd.無料posted withアプリーチ
≫ ウィブル証券
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