宇宙ベンチャーや宇宙に関連する企業に投資したい！
今回は宇宙ビジネスを行っている企業の探し方を解説します。
宇宙産業はアメリカの証券大手モルガン・スタンレーによると2040年には世界で現在の3倍以上の1兆ドル（約148兆円）の成長が予測されている産業です。
イーロン・マスクのスペースXや、月面着陸を目指している日本発のispaceなど新興ベンチャー企業などが注目されています。
まだ宇宙は未開拓分野であるため、これから新しく生まれる産業もあれば、既存のサービスと結びついて大きく成長を期待される分野もあります。
- これから成長する産業に投資したい方
- 投資チャンスを逃したくない方
- 宇宙ビジネスに興味がある方
このような方は関連銘柄を探してチェックすることで、有望な企業をいち早く見つけられるかもしれません。
それでは詳しく見ていきましょう。
宇宙ビジネスとは？
宇宙分野は長年国家がメインで開発されてきましたが、民間企業の市場参入が活発になっています。
特に小型ロケットの製造や打ち上げ、人工衛星の開発・製造、さらに人工衛星を利用した情報サービスなど、宇宙に関する事業を提供するために新たな民間企業の「宇宙ベンチャー」が注目されています。
日本では月面着陸・月面探査を目指す「ispace」、アメリカではイーロン・マスク率いる「Space X」などが宇宙ベンチャーとして有名だね
宇宙ビジネスの分野は？
宇宙ビジネスはまだ未開拓領域であるため、さまざまな分野で大きく発展する可能性があります。
- 宇宙旅行
- 通信サービス
- 宇宙からのビッグデータ利用
- 衛星の開発・製造
- ロケットの開発・製造
- 地上システムの開発・製造
- 惑星探査
- 宇宙ゴミの除去
- 防衛・防災
宇宙空間自体の利用もそうですが、既存のサービスと結びついてさらに市場規模の拡大が期待されています。
宇宙ビジネスの市場規模はどのくらいなのかも見てみよう
宇宙ビジネスの市場規模は？
アメリカの証券大手モルガン・スタンレーによると世界の宇宙産業は、2040年には現在の3倍以上の1兆ドル（約148兆円）の成長が予測されています。
日本では現在、宇宙ビジネスの市場規模は約1.2兆円で、2030年代初頭には2.4兆円まで市場拡大・増大することを目標にしています。
政府も力を入れる期待分野だということがわかるね
宇宙ビジネス関連銘柄の探し方
宇宙ビジネス関連銘柄の探し方を2つ見ていきましょう。どちらも無料で利用できます。
1.moomoo
moomoo（ムームー）は、ナスダック上場のフィンテック企業が提供する「次世代金融情報アプリ」です。
moomooでは、「宇宙関連」「航空宇宙と防衛」などの関連銘柄が設定されています。
右上の虫眼鏡マークをタップして検索バーに「宇宙」と入力します。
相場や関連ニュースが表示されるので、相場の項目の「その他」をタップするとすべての相場を見られます。
moomooでは「米国株」「香港株」「シンガポール株」などでの市場が確認できます。
それぞれの項目をタップすると、構成銘柄のチャートやそれぞれの関連銘柄が確認できます。
気になる銘柄があれば、タップしてチャートや企業情報などの詳細をスムーズにチェックできます。
≫ moomoo証券
2.株探（かぶたん）
「株探（かぶたん）」は株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドが運営する、個人投資家向けの株式情報サイトです。
株探のテーマの中に「宇宙開発関連」「宇宙ごみ対策」といったテーマが設定されています。
日本株の宇宙関連銘柄だけでなく、上のメニューで米国株を選択すれば、米国株の「宇宙開発関連」銘柄もチェックできます。
トップページの検索バーに「宇宙」と検索 → テーマの項目からそれぞれのテーマを選択。米国株は「テーマ」から宇宙開発関連を選択。
時価総額やアメリカの市場など一部の絞り込みの機能は、有料の株探プレミアムが必要です。
株探プレミアムは30日間の無料期間があるので、気になる方は利用してみましょう。
関連銘柄を見るだけなら、有料会員の登録は必要ありません。
【関連記事】株探プレミアムの評判や料金・無料版との比較を徹底解説！【米国株・日本株】
宇宙関連銘柄の購入におすすめの証券会社は？
宇宙ビジネスは日本政府も力を入れていますが、アメリカなどと比べて日本は出遅れているのが現状です。
宇宙関連銘柄の購入を考えているなら、日本株以外にも米国株の購入も検討してみましょう。
米国株の取り扱いが多い証券会社はこの2つです。ひとつずつ見ていきましょう。
moomoo証券
moomoo証券は、先ほど紹介したmoomooアプリを提供している証券会社です。
24時間米国株の取引ができ、取引手数料は約定代金の0.08％（税込：0.088％）です。
楽天証券やSBI証券と比較して約6分の1の手数料で米国株の取引が可能です。
口座開設はアプリから行うことができるので、関連銘柄を調べた後にそのまま同じアプリ上で投資を行うことが可能です。
≫ moomoo証券
ちなみに口座開設しなくてもアプリだけの利用も可能だよ
【関連記事】moomoo証券の手数料を徹底解説！ ｜ 為替手数料・出金・入金手数料は？NISA対応は？
ウィブル証券
「ウィブル証券」は、米国発のオンライン証券会社です。
ウィブル証券でも24時間米国株の取引が行えます。
取引手数料は約定金額の0.20%（税抜）で、こちらも楽天証券などと比べて低い手数料で取引が可能です
また、１株未満での取引も可能なので少額から投資したいという人にもピッタリです。
【関連記事】「ウィブル証券」の評判・手数料を徹底解説！メリット＆デメリットは？ ｜Webullアプリ
まとめ：宇宙ビジネス株の探し方を解説！|米国株・日本株
今回は宇宙ビジネス関連銘柄の探し方についてまとめました。
まだまだ可能性は未知数ですが、宇宙はこれから開発や利用が進む分野なので期待して投資したい人も多いのではないでしょうか。
すぐに投資をしないにしても、宇宙ビジネスを行う企業動向を事前にチェックすることで投資チャンスを逃しにくくなります。
また、現在大きく宇宙ビジネスに関わっていなくても、宇宙開発によってさらにサービスが発展する可能性もあります。
宇宙は成長が期待される夢のある分野なので、情報は収集していきたいですね！
