決算書の読み方がわかるようになるには?おすすめの本や資格をご紹介

投資・マネー
本ページはプロモーションが含まれています。

投資している企業の決算なんだけど、決算書を読むには何を勉強したらいいの?

投資をしていると企業の決算書は重要な情報です。

決算の内容によっては株価が上がったり下がったりします。また投資先の決算内容を把握していないと、その企業の業績が安定しているのか先行きが不透明なのかもわかりませんよね。

けれども決算書の内容は専門用語が多かったり、知識がないと分かりにくい場合があります。

今回は決算書を読めるようになるにはどのようなことをしたらいいのかまとめてみました。

それでは早速いってみましょう。

決算書とは?

決算書とは?

決算書とは事業年度ごとに企業の業績をまとめたものです。

決算書は財務諸表とも呼ばれ、「貸借対照表(B/S)」「損益計算書(P/L)」「キャッシュフロー計算書(CS)」が財務三表と呼ばれています。

  • 貸借対照表:資産・負債・純資産をまとめたもの。財政状況を表す。
  • 損益計算書:利益と損失をまとめたもの。経営成績を表す。
  • キャッシュフロー計算書:企業のお金の流れをまとめたもの。

それぞれ企業の経営状態がわかるものですが、専門用語も多く独特の形式のため、どこを見ていいのかなかなかわからないと思います。

では実際決算書を読めるようになるにはどうしたらいいか考えてみました。

決算書を読めるようになるには?

初心者が決算書を読めるようになるには次の方法があります。

  • 決算書の入門書を読む
  • 会計系の資格を勉強する

ひとつずつ見ていきましょう。

初心者でもわかりやすい決算書の本は?

一番始めやすいのは、初心者にもわかりやすい決算書の入門本を読むことです。

まったく知識がない場合や、決算書がどういうものなのかざっくりと全体像を把握したい場合は入門本を1冊読んでみましょう。

2021年一番売れた会計入門書です。(TONETS i 調べ)

財務諸表からビジネスモデルや経営戦略を読み解くクイズ形式で進んでいきます。グラフやイラストも豊富で、テンポよく進むので初心者も最後まで読み進めることができます。

本の中ではセブンイレブンやユニクロなど身近な企業の決算が出てくるので、とっつきやすいのも魅力です。

このシリーズには実践編もあります。さらに学習をしたい人はこちらもあわせておすすめです。

「文章を読むのが苦手!」という方にはマンガで描かれているこの本がおすすめです。とりあえずマンガ部分だけでも読んでみましょう。マンガなので内容が頭に入ってきやすいです。

B/Sを似顔絵分析で把握するというユニークな方法も紹介しています。数字が苦手な人でもはいってきやすい本です。

「数字アレルギー」の方にはこちらもおすすめ。イラストや図解を豊富に使用していて要点をピンポイントで説明しています。

「80分でマスター」というタイトル通り、短時間で全体を把握することができます。しかし少し知識がある人にとっては物足りないなと感じるかもしれません。

決算書を読むのに役立つ資格

会計系の資格を勉強するのもおすすめです。実際に資格を取得するかは別にして、専門的な知識や実践的な知識を身につけることができます。

会計系で初心者にもおすすめの資格
  1. 簿記検定
  2. ファイナンシャルプランナー(FP)
  3. ビジネス会計検定試験

簿記検定とは?

日商簿記

簿記というのは「帳簿記入」の略で、会社の仕入れや販売などお金のやり取りを帳簿に細かく記録する作業のことをいいます。

日商簿記3級では基本的な商業簿記で小規模の株式会社の簿記について問われます。

2級になると商業簿記の他にも工業簿記が追加され想定される会社の規模も大きくなります。

簿記検定では、B/S・C/Sがどのように作成されるのかがわかりますし、勘定科目についても理解することができます。

ゆるふわ
ゆるふわ

ゆるふわは簿記2級を持っているのでB/S・P/L・勘定科目などの知識があるよ。

ファイナンシャルプランナー(FP)とは?

ファイナンシャル・プランニング技能検定

ファイナンシャルプランナー(FP)は、投資から保険、不動産、ローン、生涯のマネープランなどお金にまつわるあらゆるテーマを扱います。

FPの資格には2種類あって、国家資格の「FP技能士」と民間資格の「AFP・CFP」があります。

ビジネス会計検定試験とは?

ビジネス会計検定試験

ビジネス会計検定試験は財務諸表に関する知識や、分析力を問う試験です。

簿記が財務諸表の作成の部分なら、ビジネス会計検定試験は作成された財務諸表をもとに企業を分析したり、評価したりすることが求められます。ちなみにビジネス会計検定試験には簿記の知識は必要ありません。

実際の社会で役立つ会計知識を習得するのに有効な試験です。

独学をサポートする資格学習サービス

オンスク.JP

資格をオンラインで学習するサービスも存在します。

オンスク.JPはオンラインで学習できるサービスです。

月額 1078円(税込)で60講座以上を学び放題できます。

講義動画や演習問題が充実しているのはもちろん、スマホだけで学習できるので通勤や通学などのスキマ時間に勉強できます。

講座内容も豊富で、上で紹介した中だと「簿記」「FP」の講座がありますし、「財務諸表の読み方講座」というものもあります。

それ以外にも「中国語」や「英語」などの語学、「世界の料理」や「日本酒」などのライトな講座もあります。

「オンスク.JP」公式サイト

【関連記事】オンスクについてさらに知りた人はこちら

新しい資格を学習するなら、受け放題のオンスク.JP:オンライン学習

オンスクは無料体験でどこまでできる?実際に登録してみた。【オンスク.JP無料体験】

まとめ:決算書の読み方がわかるようになるには?

まとめ:決算書の読み方がわかるようになるには?

今回は決算書を読めるようになるためのおすすめの本や資格などをご紹介しました。

財務は専門的な知識が必要です。IRで投資家にもわかりやすくまとめてくれている企業もありますが、できれば自分で決算書を読みたいですよね。

自分の求めるレベルに合わせて勉強をしていきましょう。最初は本を1冊読むだけでもなんとなくわかるようになりますよ!

  • 当ブログ・yurufuwaで提供する情報は投資勧誘や投資に関する助言をすることを目的としておりません。投資には必ずリスクがあります。投資を行う際は、リスクを認識したうえで、自分自身の判断と責任に基づいて行うようにしてください。
  • 各情報は執筆時のものになります。
  • 当ブログ・yurufuwaでは正確な情報を記載するよう努めておりますが、その情報の正確性を保証するものではありません。記載の情報が原因で被ったいかなるトラブル・損害についても責任は負えません。
  • 記載している情報に関しては、公式サイトを必ずご確認ください。
投資・マネー株式投資
PAGE TOP