
銀行株のおすすめはどこ?人気の銘柄を比較してほしい
今回は「三菱UFJフィナンシャルグループ」「三井住友フィナンシャルグループ」「みずほフィナンシャルグループ」「ゆうちょ銀行」「楽天銀行」「住信SBIネット銀行」の6つの銀行株銘柄について比較しました。
銀行株は金融政策の転換により注目度が高まり、株価が上昇しています。
今回は配当や時価総額など5つの項目で比較しています。投資の参考にしていただければ幸いです。
それでは早速本題にまいりましょう。
銀行株の今後は?

銀行株は低金利政策で、収益を上げることが難しい状況に長い間置かれていました。
しかし、2024年7月31日に日本銀行が政策金利を0.25%に引き上げ、その後、2025年1月24日に0.5%へと再度引き上げられました。
今後も政策金利が引き上げられることが予想されるため、銀行の収益性の好影響から銀行株への期待が高まっています。

次の項目から早速比較を見ていくよ
銀行株の比較 | 三菱・三井住友・みずほ他

今回は3大メガバンクの「三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)」「三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)」「みずほ銀行(MFG)」と注目度が高い「ゆうちょ銀行」「楽天銀行」「住信SBIネット銀行」の6つの銀行銘柄についてまとめました。
以下の5つの項目で比較していきます。
ひとつずつ見ていきましょう。
1.特徴・特色
まずはそれぞれの企業の特徴や特色についてみていきましょう。
三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)
- 国内最大の金融グループ。
- 三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券などを傘下に持つ。
- 海外展開が積極的で、アメリカのMUFG Union Bankや東南アジアの銀行を買収・提携している。
- 保守的で安定志向の経営方針。
三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)
- 三井住友銀行を中心とする大手金融グループ。
- 「三井住友銀行」「SMBC日興証券」「三井住友カード」などを擁する。
- 法人向けビジネスが強く、M&Aや企業融資、プロジェクトファイナンスに強みがある。
- クレジットカード事業(SMBCグループ)が充実しており、個人向け金融サービスにも力を入れる。
- 投資銀行業務やリスク管理に積極的で、比較的リスクを取る傾向がある。
みずほフィナンシャルグループ(MFG)
- 「みずほ銀行」「みずほ信託銀行」「みずほ証券」などを傘下に持つ。
- 企業融資とリテール(個人向け)事業のバランスが取れている。
- ITやDX(デジタルトランスフォーメーション)への投資が活発だが、過去にシステム障害を多発させたことも。
- 政府や官公庁との関係が深い。

ここまでがメガバンと呼ばれる大手銀行グループだよ
ゆうちょ銀行
- 日本全国に支店を持つため、地方でも利用しやすい。
- 個人向けの貯蓄・資産運用に強み。
- 預金残高が国内最大で安全性が高いが、貸し出し業務は他行よりも消極的。
- 金利が低く、他の銀行と比べてサービスが少ないのがデメリット。
楽天銀行
- 楽天ポイントと連携や楽天証券とのマネーブリッジで高金利など、楽天経済圏との相性が良い。
- ネットバンキング専業で、実店舗を持たない分、振込手数料が安い。
- 普通預金金利が比較的高い。
- 個人ユーザー向けがメインで、法人融資や企業向けサービスは弱め。
住信SBIネット銀行
- SBI証券と提携。
- 住宅ローンの金利が低く、審査も比較的緩いため、住宅ローン利用者に人気。
- 法人口座や企業向け融資も提供しており、ネット銀行の中では法人向けにも強い。
- ATM手数料や振込手数料が無料回数付きで使いやすい。

同じ銀行業だけどそれぞれに特色があるね
2.時価総額
次にそれぞれの時価総額を見ていきましょう。
銘柄 | 時価総額 |
---|---|
三菱UFJフィナンシャルグループ | 239,242億円 |
三井住友フィナンシャルグループ | 152,154億円 |
みずほフィナンシャルグループ | 110,457億円 |
ゆうちょ銀行 | 55,982億円 |
楽天銀行 | 10,258億円 |
住信SBIネット銀行 | 7,133億円 |
時価総額では「三菱UFJフィナンシャルグループ」がトップです。
次いでメガバンクの「三井住友フィナンシャルグループ」「みずほフィナンシャルグループ」と続きます。
時価総額が高いと企業の規模が大きく、市場での存在感も高まります。その結果、多くの投資家から注目されやすくなります。

また、時価総額が高い企業ほど良い人材が確保できるため、さらに企業の成長が期待できるというメリットもあるよ
3.株価・PBR
次に株価とPBRを見ていきます。
銘柄 | 株価 | PBR |
---|---|---|
三菱UFJフィナンシャルグループ | 1,982.5円 | 1.13倍 |
三井住友フィナンシャルグループ | 3,877円 | 1.00倍 |
みずほ銀行 | 4,350円 | 1.04倍 |
ゆうちょ銀行 | 1,547.5円 | 0.60倍 |
楽天銀行 | 5,879.0円 | 3.51倍 |
住信SBIネット銀行 | 4,730.0円 | 4.34倍 |
数年前までは千円台から2千円台の株価の銀行株が多かったですが、現在では1500円~6000円弱まで幅広くなっています。
比較的少ない資金で購入しやすいのは「三菱UFJフィナンシャルグループ」と「ゆうちょ銀行」です。
また、現時点でのPBR1倍以下は「ゆうちょ銀行」のみで、「楽天銀行」「住信SBIネット銀行」はこの中では高めになっています。

数年前まではPBR1倍以下でも珍しくなかったけど、最近の株価上昇で超えてきているね
4.配当利回り・配当性向の比較
次に配当利回りの比較を行います。
銘柄 | 配当利回り(予想) | 実績配当性向(2024/03) |
---|---|---|
三菱UFJフィナンシャルグループ | 3.03% | 32.9% |
三井住友フィナンシャルグループ | 3.10% | 37.1% |
みずほ銀行 | 2.99% | 39.1% |
ゆうちょ銀行 | 3.62% | 51.8 % |
楽天銀行 | – | – |
住信SBIネット銀行 | 0.39% | 10.0% |
配当利回りでは「ゆうちょ銀行」が現時点で一番利回りが良いです。
三菱UFJ、三井住友、みずほ銀行のメガバンクは大体3%の利回りとなっています。
楽天銀行については2022年度までは年間4.5円の配当を行っていましたが、成長事業への投資原資の確保や有利子負債残高の削減のために2023年度・2024年度は無配です。

配当目的の人は楽天銀行以外がいいかも
5.株主優待の比較
最後に株主優待についてみていきます。
銘柄 | 株主優待 |
---|---|
三菱UFJフィナンシャルグループ | 無 |
三井住友フィナンシャルグループ | 無 |
みずほ銀行 | 無 |
ゆうちょ銀行 | カタログギフト(3,000円相当コース) |
楽天銀行 | ・円定期預金 ・外貨定期預金 ・楽天デュアル定期預金 ・楽天エクステ預金 ・楽天エクステ預金 ・楽天エクステ預金 ・楽天銀行住宅ローン ・楽天銀行フラット35 各金利優遇やキャッシュバックなど |
住信SBIネット銀行 | 無 |
株主優待を行っていない企業も増えているため、比較した中では「ゆうちょ銀行」と「楽天銀行」のみが株主優待を行っています。
ゆうちょ銀行は500株以上の保有で3,000円相当のオリジナルカタログギフトが送られます。
楽天銀行は100株以上の保有で、円定期預金の金利優遇やキャッシュバックなどの優待を受けられます。
銀行株投資で「見えないリスク」を避けるためには?

6つの銀行銘柄を5つの項目で見てきましたが、当然銘柄を選ぶために業績も重要です。
特に長期での保有を考えている場合、過去10年、20年といった長期の営業利益・経常利益の推移をしっかりと確認しなければ、思わぬリスクを見逃してしまう可能性があります。
例えば…

直近数年の決算が黒字だったけど、実は過去10年で利益の浮き沈みが激しく、景気後退時に一気に赤字転落…

配当利回りが高いから投資したけど、長期的に見ると経常利益が右肩下がり。
結果的に減配となり、期待していたリターンを得られなかった。

上はあくまで一例だけど、長期の業績もチェックすることで銘柄選定の助けになるよ
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直近の決算内容と合わせて、長期的に見てどのような傾向や強みがあるのかを把握できます。
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まとめ:銀行株の6銘柄を配当・株主優待などで比較

今回は銀行株、6銘柄について比較してまとめました。
金融政策の転換により銀行株に注目が集まっています。
3大メガバンクはもちろん、地銀やネット銀行など銀行株にも様々な銘柄があります。
今回比較した6銘柄でも同じ業種ですが、配当や株主優待、時価総額など違いが見られました。
いろいろな側面から比較・分析して納得できる投資銘柄を選択してみてください。