「株探プレミアム」と「四季報オンライン」どっちがいいのか悩んでる
今回は「株探(かぶたん)」と「四季報オンライン」の有料プランについて比較しました。
「株探」も「四季報オンライン」も投資家に人気のサイトです。
それぞれ有料の会員プランが存在するので、どちらの有料会員になるのか悩む人も多いのではないでしょうか。
両方株式投資の情報サイトですが、有料プランにはそれぞれ特徴があります。
料金や、有料会員でできることを比較してみましたので、参考になれば幸いです。
それでは早速本題にまいりましょう。
「株探(かぶたん)」と「四季報オンライン」
「株探(かぶたん)」と「四季報オンライン」は、投資に関する情報を提供している株式の情報サイトです。
株探では「株探プレミアム」、四季報オンラインでは「ベーシックプラン」「プレミアムプラン」という有料会員プランを提供しています。
株探プレミアム | 四季報オンライン | |
---|---|---|
プラン数 | 3プラン | 2プラン |
月額料金 | 2,780円~4,480円 | 1,100円~5,500円 |
無料体験 | 〇 | × |
株価の表示 | リアルタイム | 20分遅れ・リアルタイム |
チェックできる業績 | 25期 | 2期~30期 |
スクリーニング | 〇 | 〇 |
次の項目でひとつずつ詳しい比較を見ていきましょう。
「株探プレミアム」と「四季報オンライン」を比較
「株探プレミアム」と「四季報オンライン」について次の6つの項目で比較しました。
1.株探プレミアムと四季報オンラインのプラン
まずはそれぞれのプランの比較です。
株探プレミアム | 四季報オンライン |
---|---|
日本株 | ベーシックプラン |
米国株 | プレミアムプラン |
日米セットプラン |
「株探プレミアム」は、<日本株>と<米国株><日米の両方>と投資先によって3種類のプランが用意されています。
一方「四季報オンライン」は、機能別にわかれています。
簡易版の<ベーシックプラン>と、すべての機能が使える<プレミアムプラン>の2種類です。
2.株探プレミアムと四季報オンラインの料金
次にそれぞれの料金の比較です。
まずは株探プレミアムから見ていきましょう。
株探プレミアムプラン | 価格(月額・税込) |
---|---|
日本株 | 2,780円 |
米国株 | 2,780円 |
日米セットプラン | 4,480円 |
次に四季報オンラインです。
四季報オンラインプラン | 価格(月額・税込) |
---|---|
ベーシックプラン | 1,100円 |
プレミアムプラン | 5,500円 |
四季報オンラインは、年間で契約すると割引があります。
ベーシックプランが5%OFF(年額12,500円 / 月額換算1,041円)、プレミアムプランは12%OFF(年額58,000円 / 月額換算約4,833円)で利用することができます。
料金は安い順から次のような順番になっています。
- 四季報オンライン:ベーシックプラン
- 株探プレミアム:日本株・米国株
- 株探プレミアム:日米セット
- 四季報オンライン:プレミアムプラン
3.株探プレミアムと四季報オンラインの無料体験
次に無料体験の有無についてです。
株探プレミアム | 四季報オンライン |
---|---|
〇:30日間の無料体験 | ×:無し |
「株探プレミアム」は初回限定で30日間の無料お試し期間が提供されています。
無料期間中に気に入らなければ解約も可能です。
一方、四季報オンラインは無料期間の表記は見つけられませんでした。
試してみてから課金をしたいという場合には株探プレミアムの方がおすすめです。
4.株探プレミアムと四季報オンラインの株価の表示
次に株価の表示についてです。
プラン | 株価の表示 |
---|---|
株探プレミアム | リアルタイム |
四季報オンライン・ベーシック | 20分遅延 |
四季報オンライン・プレミアム | リアルタイム |
株探プレミアムはどのプランでもリアルタイム対応。
- 個別銘柄株価表示
- 日経平均株価
- TOPIX
- JPX日経400
- 東証マザーズ指数
- 各種チャート
これらがリアルタイムで表示されます。
米国株もすべての取引(プレマーケット・アフターマーケット含む)の株価がリアルタイム表示されます。
一方、四季報オンラインはプレミアムプランの場合、リアルタイム対応となります。
ただしプレミアムプランでも日経平均株価および法人内業務での利用は20分遅延となります。
ベーシックプランは20分遅延で無料会員と同じ表示遅延です。
5.株探プレミアムと四季報オンラインでチェックできる業績
次に企業の業績などの情報がどのくらい見れるのか比較していきます。それぞれ日本株での比較です。
まずは株探プレミアムで見られる業績です。
- 通期業績推移:25期+今期予想
- 通期業績「収益性」:25期+今期予想
- 通期「キャッシュフロー」推移:直近23期
- 通期修正履歴:5年分
- 財務実績:通期21期+直近四半期1期
- 四半期業績推移:20四半期(5年分)
- 通期「成長性」:25期+今期予想
- 半期修正履歴:直近3期+今半期予想
- 四半期「成長性」:20四半期(5年分)
次に四季報オンラインのベーシックプランです。
- 業績推移:直近実績と業績2期予想のみ
- 株価推移:日足・週末信用残の時系列一覧を表示
次に四季報オンラインのプレミアムプランです。
- 業績推移:最大30年間の業績・各種指標・BS・CF・従業員に関するデータを閲覧可能
- 成長性
- 収益性
- 四半期業績
- 長期業績
- 株価推移:出来高・売買代金の時系列一覧や株価CSVダウンロード機能が利用可能
ベーシックプランは、長期の情報をもとに検証したい方には物足りないかもしれません。
一方、株探プレミアムは25期、四季報オンライン・プレミアムプランは30期の業績推移を確認できます。
長期データを閲覧することができるので、企業の業績をさかのぼって見たい人は便利に使うことができます。
株探プレミアムの方が安いのに、見られる業績はそんなに変わらないね
6.株探プレミアムと四季報オンラインで使えるスクリーニング
最後にスクリーニング項目について比較します。
プラン | スクリーニング項目数 |
---|---|
株探プレミアム | 36項目 |
四季報オンライン・ベーシック | 234項目 |
四季報オンライン・プレミアム | 976項目 |
「株探プレミアム」は有料プランでも無料プランでもスクリーニング項目の数は変わりません。
ただし、無料プランだと上位5件しか表示されない項目があります。(通期ベース「売上高」連続増収ランキングなど)
一方「四季報オンライン」は、両プランとも充実したスクリーニング項目があります。
スクリーニングはマネックス証券の銘柄スカウターが日米中の銘柄で使えて使いやすいです。口座開設で無料で使えます。
【関連記事】【日本株・米国株・中国株】10年連続増配株のスクリーニング方法 | マネックス証券銘柄スカウター
「株探プレミアム」と「四季報オンライン」の口コミ
四季報オンラインの有料会員、スクリーニングしたくて何ヶ月か使ってみたんだけど結局欲しいデータが微妙に無かったりでさくっと退会👋
— ロッツさん (@lots__of__money) November 12, 2020
代わりに株探プレミアムに入ってみた。成長性と収益性、キャッシュフローが20期くらい一覧で見れるので良き。しばらくこれで銘柄探し🥳🥳 pic.twitter.com/0gFORdKBvI
広告ではないけど、株探プレミアムは課金の価値があると思って継続中。アメリカ株版もリアルタイムでかなり使える
— パレート (@Vil_Pareto) May 14, 2023
課金する優先順位として株探→四季報という順番が良い
四季報は文章の検索をしたい人だけでいい
株探プレミアムを契約しました。
— 兼業投資家👨🏼KABUおじさん💹 (@tyoukitousikake) April 9, 2023
コロナ禍の大負けから、色々と勉強しながらやってきたけど、株を長期で保有す為には、過去の業績推移が重要と感じたので。
今までは08年からの過去の四季報を幾つか持っていたので、そこから調べていたけど、簡単に見れる株探のサイトは有料でも価値有りと思いました。
四季報ベーシックから株探プレミアムに変えるか考え中。
— だいとう@優待銘柄45と住宅ローンを抱える勤め人 (@odysseyHV4m) December 15, 2022
倍の値段でかなり過去まで遡れるのは良いな。
このままいけば4日続伸でYH。
— よす (@yosu1204) October 17, 2018
JBCCが大きく反転し、その他保有も堅調。JBCCは底値圏での買い増しが決まり主力級に。
銘柄調査があまりできていないので効率よく調査するために株探プレミアムに登録。四季報オンラインはほぼ使わないので解約しました。
SNS上の口コミや評判では「株探プレミアム」の方が評判が良い印象でした。「株探プレミアム」と「四季報オンライン」の両方で有料会員の方も多いようです。
株探プレミアムと四季報オンラインを選ぶポイント
「株探プレミアム」と「四季報オンライン」を選ぶさいのポイントを見ていきます。
四季報オンラインがおすすめな方
まずは「四季報オンライン」がおすすめな人はこんな方です。
- スクリーニング機能を重視したい
- 少額からはじめたい
- 長期データを確認したい
「四季報オンライン・ベーシックプラン」は少額ではじめられますが、機能面ではできないことも多く物足りない印象を受けました。
四季報オンラインを利用するなら、プレミアムプランの方が月額料金は高いですが機能面で見ておすすめです。
株探プレミアムがおすすめな方
次に「株探プレミアム」がおすすめな人はこんな方です。
- 長期データを確認したい
- 米国株をメインに見たい
- コスパと機能を優先したい
- 課金する前に試してから決めたい
株探プレミアムは、米国株専用のページがあるので日本株以外にも米国株の情報も得たいという人におすすめです。
また長期データを確認したい方にもコスパと機能面で見てもおすすめです。
また、「株探プレミアム」には初回限定で30日間の無料期間があるので、実際「自分に合うかどうか」「使うかどうか」などを検討してから課金が可能なのがメリットです。
使わないな、合わないなと思えば30日間の間に解約すれば利用料金はかかりません。
両サイトとも投資に必要な情報を多く提供しています。スクリーニング重視なら「四季報オンライン・プレミアム」、米国株メインなら「株探プレミアム・米国株」など、自分の投資対象や重要視する機能で選ぶのがおすすめです。
企業分析を行うなら「moomoo」もおすすめ
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米国株以外にも、日本株や中国A株を含む7つの市場をカバーしています。
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まとめ:「株探プレミアム」と「四季報オンライン」の有料会員はどっちがいい?
今回は「株探」と「四季報オンライン」の有料会員について比較しました。
「株探」と「四季報オンライン」は似ているようですが、それぞれに特徴があります。
そのため両方で有料会員の人も多いです。
どちらかを選ぶ場合は、自分の投資対象や、重要視する機能、使い勝手などで選ぶのがおすすめです。
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