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証券口座を複数開設する5つのメリットと2つのデメリット | 口座を複数持つことはできる?

投資・マネー

証券口座って複数開設できるの?複数持つメリットは?

結論から言うと、証券口座は複数開設することが可能です。

今回は複数開設することによるメリットやデメリットについてまとめました。

「大手の証券会社の一口座だけ持っていれば十分じゃない?」と思っている方もいらっしゃると思いますが、複数の口座を持つことによるメリットも存在します。

それでは早速本題にまいりましょう。

証券口座は複数開設できる

証券口座は複数開設できる

証券口座は複数開設することが可能です。いくつまでといった制限もありません。

特定口座や一般口座など証券口座は複数もてますが、「NISA口座」はひとりにつき、ひとつの口座しか持つことができません。

2020年のみんかぶのアンケートによると、60%の投資家が2口座を使い分けていました。また、76%の人が複数の口座を持っているという結果が出ています。

(参考)証券会社に関する個人投資家アンケート【2020年版】

複数の口座を持つことによって投資対象を使い分けたり、様々な証券会社のサービスを利用したりすることができます。

ゆるふわ
ゆるふわ

例えば普段はA社を利用していて、ポイント投資ができるB社に口座を作ってB社でポイント投資を行うということもできるよ

証券口座を複数持つメリット

証券口座を複数持つメリット

証券口座を複数持つメリットとして以下のようなことがあります。

  1. 手数料を抑えることができる
  2. 購入できる銘柄が増える
  3. IPOの当選確率を上げることができる
  4. 各証券会社のツールを使うことができる
  5. システム障害などに対応できる

1.手数料を抑えることができる

証券会社ごとに商品の手数料が違っているため、最安の証券会社で取引を行うことによってコストを抑えることができます。

単元未満株はA社、米国株はB社といった使い分けができます。

2.購入できる商品が増える

日本株や米国株などの商品はどこの証券会社でも扱っていますが、例えば「欧州株」への投資は限られた証券会社しか扱っていない場合があります。

また、単元未満株の取り扱いなども証券会社によって異なります。

選択できる商品の幅を広げることができ、多様性のあるポートフォリオを作ることができます。

3.IPOの当選確率を上げることができる

IPO株は、値上がりする確率が高く人気ですが、当選しないと買うことができません。

また証券会社によってIPOの配分がない証券会社や、逆に配分が多い証券会社もあります。

証券口座をいくつか持つことによって、複数申し込みを行うことができ当選確率を上げることができます。

4.各証券会社のツールを使うことができる

アプリなど、証券会社ごとに取引に便利なツールを提供しています。

誰でも利用することができる場合もありますが、証券口座を持っていないと利用できない場合もあります。

証券口座を複数持っている場合、自分に合ったツールを使うことが可能です。

5.システム障害などに対応できる

頻繁にあることではありませんが、システム障害があった場合でも複数の証券会社を持っている場合そちらで注文取引を行うことができます。

証券口座を複数持つデメリット

証券口座を複数持つデメリット

証券口座を複数持つデメリットには以下のようなものがあります。

  1. 管理が大変
  2. 確定申告が必要になる場合がある

1.管理が大変

複数の証券口座に資金が分散されるので、どこにどのくらい資産があるのか管理をするのが大変になってきます。

きちんと把握がされていないと、取引タイミングを逃してしまう可能性もあります。

証券会社ごとにどのような運用をするのか決めておくのがおすすめです。

2.確定申告が必要になる場合がある

証券口座がひとつで、口座の種類が「特定口座・源泉徴収あり」の場合、証券会社側で自動で源泉徴収を行ってくれるため確定申告の必要はありません。

しかし複数の証券会社の口座を持っていてどこかの口座がマイナスであった場合、損益通算が必要になります。

すべての証券口座がプラスであった場合は問題ないのですが、場合によっては確定申告を行って税金を還付してもらう必要があります。

複数開設におすすめの証券会社

複数開設におすすめの証券会社

メジャー証券会社以外に複数開設におすすめの証券会社として、スクリーニング機能・分析機能が使いやすい「マネックス証券」と、米国株に強い「ウィブル証券」、欧州株の取り扱いがある「サクソバンク証券」がおすすめです。

マネックス証券

「マネックス証券」は約220万件の口座数をもつの大手ネット証券のひとつです。

マネックス証券は口座を保有していると無料「銘柄スカウター」というスクリーニングツールを使うことができます。

連続増配株や、黒字転換した企業などを簡単にスクリーニングすることができます。

マネックス証券
マネックス証券

企業分析のページもシンプルで見やすいため、スクリーニングから企業分析までスムーズに行うことができます。

また、マネックス証券はIPOにも力を入れているのでIPO株に当選したい人にもおすすめです。

「マネックス証券」公式サイト

【関連記事】マネックス証券で連続増配株を調べる方法

【日本株・米国株・中国株】10年連続増配株のスクリーニング方法 | マネックス証券銘柄スカウター

ウィブル証券

「ウィブル証券」はまだ日本ではメジャーではありませんが、全世界で3500万人のユーザー数を誇る人気の投資アプリWebullアプリを提供する証券会社です。

ウィブル証券は「米国株」に特化しており、8000ドルまでなら他のネット証券会社より低く設定された手数料で行うことができます。

証券会社名取引手数料(税抜)為替取引手数料
SBI証券0.45%25銭
楽天証券0.45%
(2.22米ドル超~4,444.45米ドル未満)
25銭
マネックス証券0.45%25銭
ウィブル証券0.20%15銭
2023.06

ウィブル証券は専用の「Webullアプリ」が使いやすいです。

アプリ上で、「テクニカル分析」や、「大口注文」「空売り残高」など取引するときにチェックしたい分析項目や、「1株利益」「純資産」など企業の財務情報もチェックできます。

ウィブル証券・Webullアプリ
ウィブル証券・Webullアプリ
ウィブル証券・Webullアプリ
ウィブル証券・Webullアプリ
ウィブル証券・Webullアプリ
ウィブル証券・Webullアプリ

また、全ての銘柄で、56種類のテクニカル指標と17種類のチャート編集機能を利用できます。

日本株も取り引きができますが、手数料や、時間外取引ができるなど、「米国株」をメインに投資する証券口座としておすすめです。

「ウィブル証券」公式サイト

【関連記事】ウィブル証券について詳しく知りたいからはこちら

【米国株】時間外取引ができる証券会社「ウィブル証券」 | プレ&アフターマーケット | Webullアプリ

サクソバンク証券

「サクソバンク証券」は、デンマーク・コペンハーゲンに本社があるオンライン銀行であるサクソバンクA/Sの子会社です。

「米国株式」は6,000銘柄以上、「中国株式(深セン・上海・香港)」「欧州株式」も取引可能のため、他の証券会社ではあまり扱っていない株式に投資したい人にオススメです。

「サクソバンク証券」公式サイト

まとめ:証券口座は複数開設できる?

証券口座は複数開設できる?

今回は証券口座を複数持つメリットやデメリットについてまとめました。

複数持つことによって、コストの抑制や購入できる銘柄、ツールの選択肢が増えたりする一方管理コストが増えます。

投資をはじめたばかりはひとつの証券口座を使うことがおすすめですが、慣れてきて様々な投資対象に投資をしたいなと思ったら2つ目の証券口座の開設を考えてみてもいいかもしれません。

【関連記事】マネックス証券・銘柄スカウターの使い方

【関連記事】ウィブル証券について詳しく知りたいからはこちら

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