S&P500の買い時っていつ?今買うべき?買わない方がいい?
今回は、S&P500の買い時について解説します。
新NISAも始まり、NISA口座でS&P500に連動する投資信託の購入を検討している方もいると思います。
- S&P500に連動する投資信託を割安で買いたい
- 今はS&P500は安いの?高いの?
- S&P500のスポット購入はいつするのがいいの?
- 参考になる指標が知りたい
このような疑問はありませんか?
市場の将来は不確実なため、必ず買うべきというタイミングは誰にもわかりません。そのため長期で投資をし続けることが重要になってきます。
それでも買い時を決める参考になるものが知りたいという人に、S&P500の買い時を決めるのに参考になる指標を5つご紹介しています。
それでは詳しく見ていきましょう。
S&P500とは?
S&P500はアメリカの約500銘柄を時価総額で加重平均し指数化したもので、米国の代表的な株価指数のひとつです。
米国株式市場全体の約80%の時価総額比率を占めていて、「情報技術」や「ヘルスケア」「金融」など、さまざまな業種やセクターにわたる企業が組み込まれています。
そのため、S&P500に連動する投資信託やETFに投資することによって、幅広い分散投資が可能です。
S&P500のチャート
S&P500の過去のチャートを見てみると、右肩上がりの上昇を続けていて成長力があるのがわかります。
長期的な投資で、資産を着実に増やせる可能性が高いのがわかります。
S&P500はいつ買うべき?今買うべき?
S&P500をどのタイミングで購入するのがいいのかは、残念ながら正確に把握することは不可能です。
株式市場や為替の未来を確実に予想することは難しく、さらにS&P500に連動する投資信託は約定までにタイムラグもあります。
タイミングを見計らうよりかは、長期的に投資することが重要となってきます。
それでもタイミングをはかりたいという人に、次の項目ではS&P500を買うタイミングに役立つ指標をいくつか紹介します。
当然、指標は絶対ではないので、あくまで参考程度にしてね!
S&P500を買うタイミングに役立つ指標を解説
S&P500の買い時を決めるのに役立つ指標を5つ紹介します。もちろん確実ではないので、買い時を検討する際の参考程度にしましょう。
ひとつずつ見ていきましょう。
1. VIX指数(恐怖指数)
VIXは、「Volatility Index」の略で、株式市場全体に対する投資家の心理状態を数値化した指数で、別名「恐怖指数」とも呼ばれています。
野村アセットマネジメントの資料によると、VIX指数が25以上のときに投資した場合、1年後S&P500・NASDAQ100は100%上昇しています。
そのため、VIX指数が上昇し、市場が不安定な時に投資するのも一つの手法です。
ただし、上記の資料は2009年から2021年の期間の統計のためこれからも確実に100%上がるとは言えないので注意しましょう。
VIX指数については別の記事でも解説しているので参考にしてみてください。
2. PER
PERとは、株価が1株当たりの純利益(EPS)に対して、何倍になっているかを示す指標です。
株価が企業の利益に対して割安か、割高かを判断する目安で使われています。
一般的には、PERは20倍付近が適正とされており、それより高いと割高、それより安いと割安と言えます。
3. PBR
PBRは、株価が1株当たりの純資産の何倍になっているかを示す指標です。PBRもPERと同様に、株価が割安か割高かを判断するための指標です。
一般的には、数値が高いほど割高、低いほど割安と判断されます。
4. シラーPER(CAPEレシオ)
シラーPERも、株価の割高・割安を測る指標のひとつです。
ノーベル経済学賞受賞者のロバート・シラー教授が考案し、別名「CAPEレシオ」とも呼ばれます。
PERは「株価÷1株当たり純利益」で求められますが、シラーPERの場合「株価÷インフレ調整済みの過去10年間の1株当たり純利益の平均値」で求められ、より長期間の平均を用いて算出されています。
シラーPERは一般的に25倍以上になると割高として判断されます。
5. 為替
米国に投資するなら為替も影響してきます。
一般的に円高の時に購入する方が割安に購入でき、円安の時は割高となります。
為替の影響を受けたくないなら、「為替ヘッジあり」の投資信託を選びましょう。
ただし手数料は「為替ヘッジあり」の方が「為替ヘッジなし」に比べて割高となる場合が多いので、どちらのリスクをとるのか検討して選ぶのがおすすめです。
S&P500に連動する投資信託・ETFは?
ファンド名 | 信託報酬 |
---|---|
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.09372%以内 |
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | 0.0938%程度 |
楽天・S&P500インデックス・ファンド | 0.077% |
iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド | 0.0938%程度 |
VOO | 0.03% |
S&P500に連動する投資信託は人気があり、各社が提供しています。
「手数料」や「運用成績」などを検討して選びましょう。
人気がある投資信託には「eMaXIS Slimシリーズ」や、「SBI・Vシリーズ」などがあるよ
投資判断に役立つおすすめ投資アプリ
VIX指数、為替、S&P500のチャートはダウンロード無料のアプリ「moomoo」でチェックできます。
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また、moomoo証券ではeMAXIS Slim米国株式(S&P500)などS&P500に連動する投資信託も確認できます。
「基準価額」や「パフォーマンスの推移」、それぞれの期間「リターン」についても見ることができます。
オールカントリーや、iFreeのS&P500インデックスなども確認できるよ
S&P500やNASDAQ100などの指数チャート以外にも、「ヒートマップ」や「デモ取引」などの機能もあり、これから投資をはじめる初心者から投資を実際に行っている人まで活用可能です。
ダウンロードは無料でできるため、まだダウンロードしていない人は積極的に活用してみましょう。
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まとめ:「S&P500はいつ買うのがいい?」買い時を解説!
今回はS&P500の買い時に参考になる指数を5つ解説しました。
何度も言いますが、株式市場を正確に予想することはできません。また、投資信託は購入までタイムラグがあります。
そのため、狙ったとおりに購入できない可能性も大きいです。タイミングを見計らうよりかは長期で投資し続けることが重要となってきます。
指数は参考程度にして、自分が納得できるタイミングで購入を行いましょう!
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